若者が選挙に行くことのメリットとデメリット

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上の数字は令和3年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙の20代の投票率/全年代を通じた投票率です。

ちなみに60代の投票率は71%と若年層の投票率はひと際低いことがわかります。※小数点以下切り捨て

以上のように日本では若者の投票率が低く、政治に関心を持たない若者が多い現状がありますがその理由はなぜでしょうか?

若者が投票しない理由は総務省の意識調査から、「政治に興味がない」「政治に対して無関心」「投票することが面倒だと感じる」「政治の内容が理解できない」といった理由が挙げられます。

また、若者が政治に対して関心を持っていても、選挙に行くことができないケースもあるようです。
それは選挙期間の大半が平日であり、各候補者の政策や人柄の違いが読み取れないために誰に投票をしていいかわからないであったり、投票日が日曜日ということもありプライベートな時間を優先してしまうことからも投票から足が遠のいてしまうようです。

しかし、投票者が高齢者に偏れば政治が行う政策は高齢者優先となりますが、(残念ながら)それは選挙という戦場においてはターゲティングとして最適な手法でもあり改善は期待できません。ただし、そのような現状が続けば政治の偏りは解消されず、次世代への負担は増え続ける一方です。

そのような問題を解消するためには、政治家が若者向けの政策を発信するか、または若者が選挙に足を運ぶことで政策の偏りを是正、バランスを整えていかなくてはなりませんが、前者に期待できないのは先述した通りです。

若者が選挙に行くことで想定されるメリット3選

・政治に関心を持つことができる
政治に関心を持つ最初の入り口はなかなかにハードルが高いものですが、若者がまずは選挙に行くことでわずかでも政治に関心を持つことができます。
選挙は代弁者の選定であり、政治の中でも最も重要な出来事の一つです。選挙に向き合うことで政治の仕組みや政策について理解することができます。
若者が選挙に関心を持つことで政治への理解を深め、将来的に政治の動向に影響力をできる可能性が高くなります。

・政治に対する意見を持つことができる
若者が選挙に行くことで、政治に対する意見を持つことができます。若者の意見が反映されることで、政治が変わる可能性があります。若者が投票することで、政治家や政党が若者の意見を重視するようになり、若者の声が届くようになるでしょう。

・政治への影響力が生まれる
若者が選挙に行くことで、政治を変える力を持つことができます。若者が投票することで、政治家や政党が変わる可能性があります。「たかが一票」と思っている方も多いのですが、その一票は一票にとどまることなく、若者の口から「投票に行った」「〇〇を応援している」などの声は同世代に波及し、一票が二票三票と大きな力となります。若者が政治に参加することで、やがては政治が若者に目を向けざるを得ない力を持つことができます。

若者が選挙に行かないことで想定されるデメリット3選

・政治に対する無関心が強まる
若者が選挙に行かなければ当然ながら政治に対する無関心が強まります。若者が政治に関心を持たないことで、政治家や政党が若者の意見や要望を無視するようになり、各種政策はますます若者から遠ざかっていきます。現状は高い投票率を持つのは高齢者層です。その数字を見てもわかる通り選挙はどこに目を向けてアプローチをするのが最も効率的か。現状から明らかですよね。

・政治が偏ってしまう可能性がある
若者が選挙に行かないことで、政治が偏ってしまう可能性があります。若者が投票しない場合、選挙結果は高齢者や保守層の意見が反映される傾向があります。その結果、若者の意見や要望が反映されない政策が進められることになります。若者が投票することで、若者の意見や要望が反映される政策が進められるようになり、社会全体がバランスのとれたものとなるでしょう。

・政治の内容が理解できないままになってしまう
若者が選挙に行かないことで、政治の内容が理解できないままになってしまう可能性があります。政治に関心を持たない若者は、政治の内容や政治家の言動について理解することができません。その結果、誤った情報や偏った情報に基づいて、誤った意見や判断をすることになる可能性があります。若者が選挙に行くことで、政治の内容や政治家の言動について理解することができ、正しい判断をすることができるようになるでしょう。

若者の投票率を上げるシンプルな方法

ここでメリットとデメリットをご紹介しましたが、では具体的にどうやって若者の投票率を上げればいいのでしょうか。
過去、自分の選挙だけではなく、選挙応援などこれまで数多くの選挙に関わってきましたが、各候補者や一議員がどれだけ奔走しても投票率を上げることは現実的ではありません。

そこで、若者の投票率を上げるシンプルな方法をご紹介します。それは、

若者が立候補すること

それで果たして若者の投票率は上がるのかと思う方も多いと思いますが、これは自身で4度の選挙を経験して感じ取った方法です。

候補者は政治活動を通して支持者を増やし、選挙に臨みます。その支持者拡大の第一歩が友人知人など、候補者の身近な人です。

選挙とは当選を目指して活動するものであり、まずは身近な友人知人に声を掛けます。その身近な友人知人すらも口説き落とせないようでは当選は叶いません。

若い候補者ほどその身近な人たちも政治に染まっていない傾向にあり、選挙に行ったことも無い人がいるなんてことはよくある話です。若者が立候補をすることで、その人たちが政治に関心を持つことは若者の投票率向上に大きく貢献します。
自治体によりばらつきはありますが、当選をするためには選挙区内の有権者数の0.5%程度の得票率が必要となります。

たった0.5%と思うかもしれませんが、一般市であれば1000人前後に投票をしてもらわなくてはいけません。
現職議員はある程度固定の支持層を抑えているために、新人が得る票の大半はこれまで投票をしてこなかった人たちです。(中には現職でも票を失い落選もしますが)

事実、立候補者が前回の選挙よりも増えた自治体は投票率が上がる傾向にあり、立候補者が前回の選挙よりも減った自治体は投票率が減少する傾向にあります。このことからも若者の立候補は若者の投票率向上に寄与することが期待されます。

そして、若者が議員となれば若者の投票率を向上させるための様々な施策や政策が講じられる可能性が高まります。
例えば、若者が立候補することで、若者にとって関心のあるテーマが取り上げられ、若者の投票率が上がるようなキャンペーンが行われることがあります。

さらに、若者が立候補することで、若者にとって身近な存在である政治家が増えることになります。若者が立候補することで、若者自身が政治家になることができ、若者自身が若者の代表として政治に参加することができます。若者が立候補することで、若者自身が政治の中心に立ち、若者の声が政治に反映されるようになります。

また、若者が立候補することで、若者自身が若者の問題や要望を政治の中で訴えることができます。若者が政治に参加することで、若者自身が若者の問題や要望を政治に反映させることができ、社会全体がよりバランスのとれたものとなるでしょう。

まとめ

若者が選挙に行くことのメリットとデメリットを考えてみました。若者が選挙に行かない現状については、若者が政治に関心を持たないことが挙げられますが、その一方で若者が選挙に行くことで、多様な人々が政治に参加することができ、政策の内容や政治家の言動について関心を寄せるきっかけになります。

また、若者が選挙に行くことで、政治家や政党が若者の意見や要望に耳を傾けるようになり、政治が若者にとってより身近なものとなることが期待できます。これは逆説的に若者が選挙に行かないことで、政治が投票率の高い高齢者の意見に偏ってしまう可能性があることも指し示します。

若者が立候補することで、若者の投票率が向上することが期待できるという点についても考えました。若者が政治に参加することで、若者自身が政治に関心を持ち、若者の代表として政治に参加することができるので、若者自身が若者の問題や要望を政治に反映させることができるようになることで、社会全体がより均等化されることが期待できます。

しかし、若者が選挙に行くことのデメリットとしては、選挙に行かない若者が多数派であることで、若者自身が政治に関心を持っていても、若者の声が反映されないことがあるという点が挙げられます。そのため、若者が政治に参加することだけでなく、若者自身が選挙に行くことが重要であることを忘れてはなりません。

政治は特定の誰かのものではありません。それは若者だけに目を向ければよいというわけではないことも表しています。しかし、政治は選挙という選出機会を通して構築されるため、投票率の高い層に特化してアプローチをせざるを得ないものです。

今の政治家が高齢者ばかりに目を向けていることを批判することはできません。それは制度上致し方ないものでもあります。

しかし、その結果今のような偏った政治になっているのもまた事実であり、政治の均等化、持続的な政治を作り上げるためには若者が重い腰を上げ、政治に向き合わなくてはいけません。それが次代へ適切なバトンを託すための唯一の方法です。


明ヶ戸亮太(あけど亮太)
1981年生まれ:元 川越市議会議員(三期)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員 / フィジーカー(APF大会、アスリートモデル部門優勝)
マルチタスク・ラボ
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著書:マルチタスク思考

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