【カウアン・オカモト氏】元交際相手である女性へのDVとは?

ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長(令和元年死去)から性加害があったと告発したカウアン・オカモト氏に対して、元交際相手である女性がDV被害を告発しており、それを皮切りにカウアン・オカモト氏の過去の不適切な言動がSNS上で数多くアップされ始めました。

それによって、カウアン・オカモト氏の発言と過去の被害に対して懐疑的な意見も目立つようになり始めましたが、ジャニーズ事務所の性加害の隠ぺいと元交際女性の間とのトラブルは別問題としてとらえる必要があります。

それでも同一視して考えるのならば、性的に限らず児童への虐待を広く考えていく必要があります。

というのも、児童虐待は子どもの成長に大きな悪影響が及ぼします。

「虐待を受けた子どもは、虐待を受けているその時点でさまざまな精神・行動面の問題を示すほかに、適切に対応されなければ、青年期以降、完成された精神障害に発展していくことも少なくありません。」

これは公益財団法人日本精神衛生会「心と社会」からの一文です。

事実は不明ですが、カウアン・オカモト氏の元交際女性やジャニーズジュニアメンバーに対する不適切な行動を批判すればするほど、性的虐待を受けたことによる悪影響を肯定することにも繋がるとも考えられます。

今後、同じような被害を受けた方たちが声を上げることで事件の真相も明らかになっていくことが考えられますが、ジャニーズ事務所だけに限らず「外部からチェックの目が行き届かない組織」に対する向き合い方を政治を含め我々も考えなくてはいけません。


明ヶ戸亮太(あけど亮太)
1981年生まれ:元 川越市議会議員(三期)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員 / フィジーカー(APF大会、アスリートモデル部門優勝)
マルチタスク・ラボ
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著書:マルチタスク思考

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