安倍元首相銃撃事件-テロ行為は絶対的に美徳化、賞賛してはならない

安倍元首相、街頭演説中に散弾銃で撃たれ心肺停止

7月8日午前11時半頃、奈良市内路上で参院選の街頭演説中だった自民党の安倍晋三元首相が、背後から近づいた男に銃撃され救急搬送されました。現時点の情報によると、心肺停止の状態になっているといわれています。

選挙中に行われたテロ行為、各社一斉の報道のみならず、各政党や候補者がそのテロ行為に対して怒りをあらわにしています。

どれだけ政治的主張に異があったとしても暴力に訴えるのはもっとも非道な行いであり、民主主義の根底を覆してしまいます。

安倍晋三元首相のご無事を心から祈るばかりです。

そしてこの一件を受け、多くの陣営が選挙運動の中断を表明しています。
このような事件が起きたばかりです。第二第三の事件を引き起こさないためには致し方ない判断ではあるとは思いますが、選挙は有権者が政治家を選ぶ貴重な場であると同時に、候補者の選挙運動はその判断材料として欠かすことのできないものです。

空気を読んだ自粛のみを美徳としては有権者は正しい判断を下すことができません。

街頭での活動は危惧されることは重々承知ですので、インターネットを使った情報発信に努めていただき、有権者に参議院議員の任期である先六年の政治を託せる人材の選定に必要な情報を引き続き発信していただきたいと思います。

また、今回の事件の犯人のテロ行為を美徳化することだけは絶対にやめていただきたい。

政治は政治理念のぶつかりあいです。そこで敵対関係も生まれてしまいます。
しかしそこに暴力を生じさせてしまうことは絶対に許される行為ではありません。

政治に触れていれば大小の差はあれど多くの人の中に「保守が憎い」「リベラルが憎い」などの感情が沸き上がることもあるでしょう。

しかし、今回のテロ行為を美徳化、賞賛するようなことがあっては第二第三の模倣犯を生み出す引き金にもなりかねません。

民主主義の元、私たちの政治が正しく行われるためにもテロ行為は徹底的に批判し、国民が一丸となり断固として戦っていかなくてはなりません。


明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×市議会議員
現在41歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員 / フィジーカー(APF大会、アスリートモデル部門優勝)
マルチタスク・ラボ
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著書:マルチタスク思考

※川越市のプロフィール(川越市HPより抜粋)
川越市は、埼玉県の中央部よりやや南部、武蔵野台地の東北端に位置し、109.13平方キロメートルの面積と35万人を超える人口を有する都市です。
遠く古代より交通の要衝、入間地域の政治の中心として発展してきた川越は、平安時代には桓武平氏の流れをくむ武蔵武士の河越氏が館を構え勢力を伸ばしました。室町時代には、河越城を築城した太田道真・道灌父子の活躍により、扇谷上杉氏(おうぎがやつうえすぎし)が関東での政治・経済・文化の一端を担うとともに、河越の繁栄を築きました。江戸時代には江戸の北の守りとともに舟運を利用した物資の集積地として重要視されました。
大正11年には埼玉県内で初めて市制を施行し、昭和30年には隣接する9村を合併し現在の市域となり、平成15年には埼玉県内で初めて中核市に移行しました。
川越市は、都心から30キロメートルの首都圏に位置するベッドタウンでありながら、商品作物などを生産する近郊農業、交通の利便性を生かした流通業、伝統に培われた商工業、豊かな歴史と文化を資源とする観光など、充実した都市機能を有しています。現在も、埼玉県南西部地域の中心都市として発展を続けています。
市内エリア:本庁管内、芳野地区、古谷地区、南古谷地区、高階地区、福原地区、山田地区、名細地区、霞ケ関地区、霞ケ関北地区、大東地区、川鶴地区

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