音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」はSNSの新機軸となるか?

音声配信SNS、Clubhouse(クラブハウス)とは?

アメリカ発症の音声配信SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が、話題になっていたため、IcT専門議員として逃すことができないと思い早速参加をしてみました。
海外では2020年春にリリースされ、日本でも2020年12月からじわじわとその名前を聞くようになり、「音声版Twitter」とも呼ばれているClubhouse(クラブハウス)。

始めるには既存ユーザーからの招待が必要なのがまず最初の壁となると同時に、これまでのSNSとは異なった目新しい点でもあります。
しかも1ユーザーあたり2名までの招待制になっているため、誰かれ構わず招待とはいかず、ある程度「繋がることによりメリットを生じる人」を招待する傾向がありそうです。

ボクの場合は知人から招待をいただき比較的早い参入をすることができたので、Clubhouse(クラブハウス)とはどんなシステムなのか、今度どんな発展が期待できるのかを実際に使いながら調べてみました。

近い距離のリアルタイム音声配信

Clubhouse(クラブハウス)を一言で言うならば「傍聴者に囲まれた井戸端会議」といったところだろうか。

ユーザーは会議(以下、ルーム)を開催するもよし、ルームを覗き見るもよし、そのテーマは自由で政治、ビジネス、食、映画、アート、コメディなどなどルーム設置者によって定められるテーマはまさに無限大です。

しかし傍聴者(以下、オーディエンス)はモデレーターと言われるルーム管理者の許可が無くては「発言席」に入ることができないので、あまりにも人気のあるルームではいつまでたってもオーディエンス席を抜け出せないまま会話に参加できないので、発言席への参入率の高い少人数のルームにもある程度のニーズが生まれるのではないかと考えます。

ボクがこれまでに参加したルームは政治、テクノロジー、ファイナンスですが、どれもルーム解説者のフォロワー数に比例してオーディエンスがいるために、ボクが発言席に入れたのは政治系のルームだけでした。

それでも他のSNSでは何万人ものフォロワーを抱えている人が、オーディエンス席から誰かを発言席に招待しようとする流れがあると「もしかして!」と期待する空気感は今までのSNSでは無かった新しい感覚でした。

それだけ配信者とオーディエンスの距離が近いのがClubhouse(クラブハウス)の最大の特徴であると同時に大きな魅力でしょう。

これまでも音声配信アプリはいくつかありましたがどれも一方通行の配信ばかりでした。
交流できても配信音声にコメントを残す程度でしたが、Clubhouse(クラブハウス)は逆に一切のテキスト情報を排除して、リアルタイムかつ音声のみでの交流を主としています。この辺りは思い切ったUI設計なだけに使い始めは操作に若干違和感を覚える人も多いでしょう。

Clubhouse(クラブハウス)で配信者と交流を図るには自分もリアルタイムで音声を発信しなくてはいけなくなります。人が話している間に言葉を差し込むわけですから、これまでのSNSと比べて「参入障壁はほんのちょっと高く、距離はぐっと近く」といった感覚です。

音声配信なのに「無言」のルーム?

先ほどルームのテーマは自由と書いたが、あまりにも自由すぎて「何も話さないルーム」がたくさん作られているくらいです。

この何も話さないルームの目的は「フォロワー数を増やすこと」であり、その手法は「相互フォローを求める人が集まるルーム」。
そのルームの決まりは「ルームに入ったら相互フォローすること」であり、まだまだスタートしたばかりのClubhouse(クラブハウス)ですが、多くの人がフォロワー増やしに躍起になるのはこれからSNSとして成長が見込まれる表れともいえるでしょう。

その他にも「作業用ルーム」などでは、何か会話をするわけでもなく、淡々とキーボードなどの作業音や生活音を流しているルームです。
仕事をする時にほんのちょっとした雑音が心地よく感じる人はたくさんいます。そんな人たちが集まったルームが「作業用ルーム」です。

ちなみにボクもブログを書きながら作業用ルームを立ち上げてみましたが、突然、5~6年前に共にプロジェクトに取り組んだ方が参加してきたりと意外な繋がりを生み出す面白さも含んでいました。

生配信の危険性

これはClubhouse(クラブハウス)に限らず、YouTubeなどの動画配信サービスでも言えることですが、生配信には危険が潜んでいます。

多くの人が会話を重ねる場ですので、意見が合わずにヒートアップしてしまうケースもあります。
基本的にClubhouse(クラブハウス)はアーカイブ保存がされませんが、生配信で感情的な発信でプラスのイメージは生まれません。

特にClubhouse(クラブハウス)はプロフィール欄からTwitterやinstagramを紐づけているので、情報の拡散には要注意です。

まぁこれはSNSすべてに言えることかもしませんね。

Clubhouse(クラブハウス)は新しい可能性を秘めている?

最後に、Clubhouse(クラブハウス)は非常によくできたサービスです。

まず、インフルエンサーと呼ばれる人たちにとっては当然ながら即戦力となります。他のSNSから誘導する流れでルームを公開すれば多くの人が集まり、新たな交流が生まれます。
しかし、先述したように多くのフォロワーを抱えていない人のルームだからこそ、オーディエンス席から交流席に参入できる可能性を大いに秘めているので、フォロワー数が少ない人でも企画(ルーム名)次第で多くの人の目に留まる可能性があります。そこから新たな価値ある情報を提供できれば新しいジャンルの情報資産が生まれることが期待できますね。

その為にもClubhouse(クラブハウス)の新規参入は超おすすめです。
生音声配信&交流と慣れないシステムではありますが、触りながら覚えるくらいの感覚でまずはオーディエンスとして参加しつつ雰囲気を掴んでいけばよいかと思います。

以下におまけとしてClubhouse(クラブハウス)で招待される方法を記載しますので、興味のある方はチェックしてください。

【おまけ】Clubhouse(クラブハウス)で招待される方法

簡単にClubhouse(クラブハウス)の説明をしてみましたが、とりあえずはやってみるのが一番です。

しかし、Clubhouse(クラブハウス)は招待性ですので、誰かから招待を受けないと参加すらできません。

その為に「始めたいけど招待してくれる人がいないからアプリをインストールしないぞ!」なんて人もいるかもしれません。

そこでお伝えしたい情報がウェイティングリストです。Clubhouse(クラブハウス)にはウェイティングリストというののがあり、1ユーザー2名までの招待権を消費せずに新規ユーザーを招待することができます。

招待してくれる人がいないからと登録をせずにいるとせっかくのチャンスを逃すことにもなるので、興味があるのならばClubhouse(クラブハウス)のインストールとID登録をしておきましょう。

ただし、これには条件があり、電話番号で繋がっている人であることが条件です。
電話番号で繋がっている人でClubhouse(クラブハウス)を利用している人がいれば、その人の通知欄にあなたの名前が表示され、招待側は招待権がなくてもあなたを招待することができます。(2021/2/1時点の情報)

ボクもこれまで何名かの方から招待依頼を受けましたが、ほとんどの方がインストールすらしていませんでした。

Clubhouse(クラブハウス)に興味のある方は是非インストール&ID登録を済ませておきましょう!


明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×市議会議員
現在39歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・FPのマルチタスク / JAPAN MENSA会員
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