地方議員の役割と責任:地方議員って何してるの?

地方議員の仕事とはどんなものでしょうか?ChatGPT先生に地方議員の仕事内容を聞いてみました。
※ここで指す地方議員は市議会議員とする

一部誤りがあるので、修正後に箇条書きの部分を抽出してみましょう。

  1. 法案の審議: 市の条例、予算などを審議し、必要に応じて改正案の提出や承認、否決します。
  2. 政策の提案: 自らまたは他の議員と協力して、新しい政策、条例を提案します。
  3. 市政の監督: 市の行政機関が適切に機能しているかを監視し、行政に対するチェックとバランスを提供します。
  4. 住民からの意見の収集: 選挙区の住民の意見を聞き、これを元に政策を決定します。
  5. 予算の作成と審査: 市の年間予算を監査します。予算内の資金が適切に割り当てられ、使用されていることを確認します。
  6. コミュニティの代表: 選挙で選ばれた地域の代表として、住民の関心事を議会で代弁します。
  7. 情報提供: 市民に対し、市の政策やサービスについての情報を提供します。これは、公開会議、ウェブサイト、メディアリリース、社交メディア等を通じて行います。
  8. 公開会議の開催: 一般市民が参加できる公開会議を開催し、市政の透明性を保ちます。

以上が地方議員の職務であり取り組むべき業務となります。

議員の職務には、議会内外での業務があります。例えば上記の番号で指すならば、1~6は議会内での業務であり、7~8が議会外での業務となります。これらを一言で説明すると、

  • 1=議案審議、採決
  • 2=議員上程
  • 3&4=一般質問(政策)
  • 5=議案(予算)質疑
  • 6=一般質問(予算)
  • 7=情報公開(議員活動)
  • 8=報告会(議員活動)

こんな感じになります。上記を見てもわかる通り、地方議員は議会外の活動で市民との交流を持ち、情報のインプットを行う。
そこで得た情報を一般質問や質疑を通して制度の改正を求める。
議会後は市民に情報をフィードバックして共有を図る。こんな流れが一般的なものとなります。

候補者はよく、「〇〇を実現します!」と声高に叫びますが、地方議員に制度設計の権限はありません。厳密にいえばあるのですが、議員一人で成せるものではありません。※議員が議案上程するには議員定数の12分の1 以上の賛成が必要

ではその主張が嘘っぱちなのかというとそうではなく、執行部や市職員の方々が知りえない情報や先進的な知識を議会発言を通して共有することで、行政の方向性を変える可能性があるからです。

言い方を変えれば、誰もが知っている情報や知識を持って、「今の制度は間違っているから変えるべき!」などと主張しても、その議論はすでに過去に行われているものであり、どれだけ声をあげても行政を動かすことはできません。

そういった意味でも、議員の仕事は議会活動と同じくらい議会外でのインプットが重要です。これは市民の声だけではなく、専門的な勉強も含め。

そんなわけで地方議員の皆さんにはとにかく日々研鑽を積んでもらいたい。何もオールマイティな人間になれというわけではなく、せっかく地方議会には主張も思想も異なる議員がたくさんいるので、役割分担と割り切って「自分だからこそできるスペシャリスト」を目指し、唯一無二の尖った議員になってください。


明ヶ戸亮太(あけど亮太)
1981年生まれ:元 川越市議会議員(三期)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・ファイナンシャルプランナー / JAPAN MENSA会員 / フィジーカー(APF大会、アスリートモデル部門優勝)
マルチタスク・ラボ
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著書:マルチタスク思考

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