選挙の前にやること その4【事前説明会】

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選挙の前に忘れてはいけない「事前説明会」

後援会やチラシを作って選挙に向けて本格的な政治活動をはじめて、さぁあとは選挙に出るだけだ!

、、、ではありません。それまでの活動は「非公式」な活動であり、政治活動をしていれば誰でも選挙に出れるというわけではありません。

何かを占用しなければ政治活動に許可は必要ありませんので、「俺(私)は政治がこうなれば日本(地方)がよくなる!」という熱意のもと活動をしていても、

残念ながら世の仕組み的には趣味の延長です。。。

ではどうすれば選挙に出れるのでしょう。その為に参加しなくてはいけないのが「事前説明会」です。

選挙が近づいてくると市役所では事前説明会、正式名称「立候補予定者説明会」が開催されます。この説明会に参加をしなくては立候補をすることすらできないという非常に重要な集まりです。

なぜ事前説明会に参加をしなくてはいけないのか、説明会では何が行われるのか、続けてお伝えします。

選挙のために必要な膨大な資料

選挙に立候補するには選挙管理委員会に立候補届出を出さなくてはいけません。

供託金であったり謄本であったり、初めての人は戸惑うほどの膨大な資料が必要となります。

それらの資料の受け取りや細かな説明が行われるのが事前説明会であり、この会議に参加しなくては立候補の準備すらできないというわけです。

ちなみにこの事前説明会は参加するのは候補(予定)者本人でなくても問題はありませんが、初めて出馬をする方は必ず自身で参加をして立候補までの流れを把握しておきましょう。
※仕事の都合などでどうしても参加できない、または代理も立てられないという方は後日選挙管理員会から資料をもらうことができますが、それでも資料に目を通しただけではちんぷんかんぷんになるので、繰り返しになりますが極力自身で参加、または代理を立てましょう。

この説明会では公職選挙法の基礎から、選挙当日に提出する膨大な「立候補届出資料」を一枚一枚丁寧に教えてくれます。ボクは毎回友人とともに参加をしていますが、あまりに膨大な資料なので毎回「これって何だっけ?」というものが出てきます。

それくらい選挙に出るには準備に時間が割かれますが、ポイントとして資料の準備は極力自身で行うことをお勧めします。
なぜならば、この資料準備を人任せにしてしまうと、いざ書類上の不備が発覚した際に対処に一手二手遅れてしまうことがあるからです。これが選挙直前だと軽く病みます。

事前説明会は選挙の1~2ヶ月前に開催されることが多いのですが、この期間は比較的時間が取れるので多少の雑務も自分でこなす時間的余裕がありますので、資料準備は前倒しが基本だと思ってください。

選挙1週間前にもなるとポスターや選挙カー、たすきに事務所と最終チェックがこれでもかというほどあるので、直前のドタバタを回避するためにも事前説明会で配られる資料は一週間程度ですべて片づけてしまいましょう。

どんな資料があるの?

一週間で、なんて簡単に書きましたが、ここで揃える書類の量は繰り返しになりますが本当に膨大です。

謄本などの市役所で取り寄せできるものは半日もあれば終わりますが、供託金は多額の現金を収める必要があるので法務局やら銀行やらを往復することになりますし(今はネットでも可)、ポスターやチラシのサンプルは自分でデザイン作成ができないのならば印刷会社に何度も足を運んで納得するものに仕上げなくてはいけません。

その他にも選挙中に新聞に折り込まれる選挙公報やドライバーや車上運動員(ウグイスさんなど)の届け出も必要です。

中でも一番時間がかかるのが選挙カーです。なぜならばレンタカーの手配→車上看板の手配、とこれだけでも多方に依頼を重ねるのに、仕上がった選挙カーを公道で走らせるためには事前に警察署から使用許可を取る作業が必要となります。

これは何故かというと、看板を載せることで規格外のサイズとなること、またスピーカーを使用するので音響使用許可が必要となるからです。非常に手間暇はかかりますが選挙に選挙カーは必須ですので、必ず早いうちから作業に取り掛かるようにしましょう。

ちなみに選挙カーを使わないで選挙にチャレンジする方もいますが、初出馬の方にはお勧めしません。ボクも選挙カーは反対派ですが毎回準備しています。なぜならば選挙カーの騒音で初めて出馬を認識される割合が非常に多いからです。

「選挙カーは騒音でしかない!有権者のためにも選挙カーは使わないで選挙を戦うぞ!」という主張は聞こえが良いのは確かですが、有権者にはあなたが「選挙カーを使わない気づかいのできる素敵な候補者」という認識の前に、そもそも立候補していることすら認識してもらえない危険があります。

ある程度期を重ねたベテランならばわかりますが、新人は必ず選挙カーを用意しましょう。
選挙を使わないでも勝てる、と、選挙を使わないで戦う、は全く別物です。

選挙には多額の公費が費やされている

選挙にはお金がかかるとはよく言ったものです。
これは主に供託金制度を指しますが、そもそもこの制度は宣伝目的だったり遊び半分の候補者をふるいにかけるために設けられた制度です。そして供託金だけでも地方選挙で数十万、国政では数百万から1,000万円の供託金が必要となります。

こうやって見ると選挙に出るだけでお金がかかるんだな、と思われるかもしれませんが、供託金は仮に落選をしたとしても一定の得票数であれば返ってくる制度なので、あまり気負う必要はありません。

更に、ポスターやチラシ、レンタカー代にドライバーの日当にガソリン代は上限はありますが税金で補うことができます。

その為、選挙にお金がかかるは少し語弊があり、「選挙に向けての政治活動にお金がかかる」が正しい表現かもしれません。

ボクらのような市議会議員選挙であれば期間は一週間です。その中で一番お金がかかるのは選挙事務所(家賃)ですが、不動産屋を経由して事務所を借りれば一週間だけというわけにはいかないででしょう。準備期間からとなれば1~2ヶ月必要です、それだけで10~20万円はかかるわけです。

その点自身で事業を営んでおり、事業所がそのまま選挙事務所になるという方でしたら出費はだいぶ抑えることができます。

とはいえ選挙中は多くの方が事務所に来てくれるので、自宅の一室というわけにはいきませんのである程度の広さは確保しておきましょう。

事前説明会(立候補予定者説明会)後の流れ

事前説明会の後は兎にも角にも書類の処理です。選挙時に使う名称だったり誓約書だったり他にも手書きの書類が山積なので、これらは政治活動のできない夜に取り掛かってしまいましょう。

そして日中の政治活動と同時に進めるべきものが、選挙事務所の確保、選挙カーの準備、ポスターとチラシのデザイン確定、名入りたすきの購入、ドライバーと車上運動員の確保です。これらは選挙管理委員会事務局で確認が必要なものもありますので、わからないことがあれば些細なことでも選管に電話をして確認をしながら作業を勧めましょう。

以上の準備を選挙一ヶ月前までに済ませておくことができれば準備に遅れはありません。後は選挙当日を迎えるのみです。

しかし、選挙で一番慌ただしいのは選挙初日です。その準備は最も頭を悩ませると言ってもよいでしょう。それが、

👉選挙ポスターの貼り出しです。

これは少し長くなるので次回のブログで解説しますが、この準備が選挙の当落の判断基準になるといっても過言ではありません。
その根拠も併せてじっくりと解説をさせていただきます。

※「〇〇市で選挙出たいんだけどどうしたらいい?」などのご相談はお問い合わせ、または以下のTwitterでご連絡いただければご返信させていただきます。


明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×市議会議員
現在40歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・FPのマルチタスク / JAPAN MENSA会員
マルチタスク・ラボ
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