山尾志桜里衆院議員(国民民主党)、JR無料パスを私的利用が発覚

ガソリン騒動に引き続き議員特権の乱用

国民民主党の山尾志桜里衆院議員がまたまたお騒がせです。

過去には元秘書が事務所経費としてガソリン代を水増しし、一年間で地球5周分のガソリン代を請求したことで大きな問題となりました。

その騒動から5年が経過し、今度は国会議員に与えられているJRの無料パスを私的利用していたと週刊誌に取り上げられ、山尾志桜里衆議院議員自身のツイッターで謝罪が行われました。

議員特権、無料パスとは

そもそも無料パスとはどのようなものなのか、何故国会議員にはこのような特権が与えられているのでしょうか。

この無料パスは、地方の選挙区から選出された議員が国会を行き来する際に多大な交通費が掛かるのを考慮し、国会に近いエリアから選出された議員との交通費負担を平等にするために支給されている制度です。民間企業でいえば通勤費のようなものですので、国会への移動費と考えれば本制度には一定の必要性があるのが分かります。

しかし、無料パスは過去に幾度か不正利用が発覚しています。当時は与党自民党議員による不正利用だったため、野党は予算委員会等で政府を徹底追及。様々な議論が行われてきた経緯がありますが、野党による不正利用は与党と異なり国会で追及する場がないため、自浄作用が働きずらいのが実態です。

この制度には年間10億円以上の予算が投じられている以上、不必要な支出は制限すべきです。それでも制度改正が行われない点については議員特権の不正利用にメスを切り込むのが、議員間ではなく週刊誌から上がってくるあたり、与野党ともにアンタッチャブルな権利となっているのではないでしょうか。

どうすれば無料パスの不正は防げるのか

これについては先述した通り、各議員ごとに必要交通費を算出して支給するのが望ましいでしょう。

実際に、川越市議会では市役所から遠い議員には通勤距離から計算してガソリン代が費用弁償として支給されています。(ちなみにボクの住む名細地区からは往復で約1.5L分のガソリン代が支給されます)

それも毎日ではなく、議会の公式な会議に参加する日のみのカウントとなるので、当然ながら議会準備や要望の打ち合わせに関しては登庁しても交通費は支給されません。

そうなると「会議の無い日も国会に行くことはあるんだ!」という反論も聞こえてきそうですが、その為の文書交通費(文書通信交通滞在費)があるので、費用補助は十分に行われているはずです。

文書通信交通滞在費(ぶんしょつうしんこうつうたいざいひ)とは、国会議員が、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等(国会法第38条)のため、月額100万円を支給される手当。略称は文書通信費文通費

ウィキペディア(Wikipedia)より

まとめ

国会議員の特権はまだまだ数多く存在します。

しかし、それらの制度に改善の声をあげている国会議員がいることも事実です。

選挙の時点では争点になりにくい制度ですが、各種政策を生み出す議員の基盤とも言える制度が議員特権です。

有権者の皆さんには今回の件も含め、選挙の際には議員の倫理にも目を向けていただくことも政治の発展に寄与する大きな行動です。


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明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×市議会議員
現在40歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・FPのマルチタスク / JAPAN MENSA会員
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