現職地方議員が考える「議員報酬を速攻で削減する方法」

まず、今回の「実質的な議員報酬削減」の取組みは現役議員発信としては例の無い取り組みです。
5分ほどで読み終えるので、ぜひ最後まで読んでいただき、この取り組みに共感していただけたらSNSで記事のシェアをお願いします。

では本題です。

川越市議会議員の報酬は条例で定められており月額576,000円、所得税や住民税、年金に保険等々を支払うと手元に残る、俗にいう手取り額はだいたい30万後半くらいです。

ボクらは議員活動に必要な経費を議員報酬から捻出しています。そのため議員としての活動量に比例して支出が増えて、ほとんど手元に残らないのが実態です。しかし、コロナの影響で日本中の活動は大きく自粛、ボクらの議員活動も強制的に効率化が求められました。

その結果どうなったかと言えば、これまで行ってきた研修や打ち合わせなどの議員活動業務はスマート化され、今までほどお金や時間をかけることなく議員としての取り組みを行えるようになりました。

それによりこの一年で結構な額の議員報酬が手元に余るようになりました。金額にして月に10万円ほどです。

じゃあ議員報酬削減すればいいじゃないか、という声も聞こえてきそうですが、議員報酬は条例で決まっているため削減するには議会の過半数の賛成が必要であり、なぜ減らすのか、減らすにしてもいくら減らすのかなどなどの議論を重ねていたらあっという間に時間は流れてしまいます。今回ボクが共有したいのは、あくまでも議員個人で実質的な議員報酬削減が可能な環境を作る必要性です。

そこでボクは今そのお金、余剰分の議員報酬を教育政策に充当しています。

具体的には余剰分の議員報酬を原資に月10万円程度を使って全国の学生向けの教育事業(リテラボ)を展開しています。もちろん議員は選挙区内の寄付行為が禁止されているので、対象は選挙区外(川越市外)とすることで、公職選挙法を順守しつつも実質的な議員報酬削減策に繋がります。

何より最大のメリットは、議員報酬削減よりもダイレクトに政策に反映されるところです。

例えば条例改正による議員報酬の削減は一般会計に入るため、削減分が何に使われたか非常に不透明です。

しかし、報酬削減分を各議員判断で政策に使うことで、ダイレクトにターゲットに届く(ボクの場合は学生)ので、対象規模は小さくとも純度の高い政策を実行することができます。これは大きなメリットと言えるでしょう。

改めてお伝えしなくてはいけないのは、ボクは何も議員報酬削減が正しいという価値観を押し付けたいわけではありません。

ボクなりに考えた結果、今の社会情勢において議員報酬は削減すべきと考えているけど、議員報酬は今のままでいい、または、より高額であるべきだという主張もあっていいと思っています。

というのも議員報酬はお金、数値化されたものなので、その数値は見る人の主観によって判断されるモノです。だから高いか安いかなんて議論に明確な答えは出せません。

ただ、ボクは今の議員報酬は高いと感じています。であるならば、余剰分を別のところに回してより社会を良くするために使えるのならばそっちの方がいいよねという押し付けのない程度に考えています。

だからここで主張するのは議員報酬を減らすべきだよねと考える、いわゆる「議員報酬削減派」の方に向けて発信をして、少しでも共感してもらえたら嬉しいです。

先述した通り、ボクは議員報酬を原資に学生向けの教育事業を行っていますが、これは選挙区外、ボクでいえば川越市外を対象とした事業です。

その為、この取り組みの欠点は「川越市の税金が川越市外に流れる」という点です。

条例改正を行い議員報酬を削減することができれば市内に税金(削減した議員報酬)を還元することができますが、この取り組みは条例改正を行わない一議員としての活動なので選挙区外を対象としなくてはいけないのが欠点と言えます。

しかし、この「実質的な議員報酬削減策」を別地域で2人以上の議員が実施できれば削減した議員報酬を全国に循環させることができ、上記の欠点をカバーすることができます。

議員報酬削減の議論は出ては消えての繰り返しです。

制度に依存せず議員が自由に報酬削減に取り組める環境を作るために今回のチャレンジをしました。

一人でも多くの議員の働きがあり始めて成果を成す取り組みとなっています。

少しでもこの取り組みを「いいね」と思ってくれたら是非とも記事のシェアをお願いいたします。

これは「議員報酬削減」というたった一つの制度の話ではなく、政治の在り方に関わる大きな話です。

あなたの協力が政治を変えるきっかけとなります。ご協力お願いいたします。


明ヶ戸亮太(あけど亮太):経営者×市議会議員
現在40歳:川越市議会議員(現在三期目)・広告会社代表取締役・ICTコンサルタント・FPのマルチタスク / JAPAN MENSA会員
マルチタスク・ラボ
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